さて、二時限目の財務会計です。
好きな人は好き、嫌いな人は嫌いという差が顕著な科目です。言い換えると、得意・不得意の差が大きい科目ということです。二次直結の科目なので、不得意のままでは合格に手は届きません。
極論すると、財務会計が得意でないと、診断士試験には合格できません。
管理人も、最初は一番嫌い(不得意)な科目でした。でも安心してください。今では得意科目になりましたから。皆さんも得意科目に育てていきましょう。今回は、その方法を紹介します。
実践したポイントは4点です。
ポイント2では、簿記は2級が欲しいですね。3級では「商業簿記」までですが、2級は「工業簿記」があり、これは、診断士試験の原価計算と関連が深いからです。これには1ヶ月は真剣に勉強する必要がありますが、先のことを考えてがんばりたいですね。
ポイント3ですが、財務会計は計算問題が主体ですから、速く・正確にこなせるように問題集を解くことで能力を研いでおきましょう。お勧めは、同友館の最新年度版の「財務・会計セレクト問題集」です。いいですよ、DooPoは3年続けて買っちゃいましたよ。(二次対策にもいいですね。しかし、必要ですが、十分ではないですよ。)
最後は、ポイント4です。学校を出てから長い方の多くは、手計算の能力は相当に下がっています。仕事では電卓やPCを使うので、手計算なんかしないですよね。そのため、速度・正確性の両面の強化を意識して行う必要があります。問題集を設定時間で解けるように繰り返しやりましょう。
(二次対策では逆に電卓能力が必須です。一次でも使えたら楽なんですよね。)
いろいろと書きましたが、計算能力開発を計画的に進めることが、財務会計の最大のポイントですね。
〔過去の記事へのリンク〕
一時限目 経済学・経済政策 http://uyokyoku.blog63.fc2.com/blog-entry-4.html
勉強法第1回 学習方法の選択 http://uyokyoku.blog63.fc2.com/blog-entry-3.html
Author:Doopo
技術系のサラリーマンが中小企業診断士を目指して、2008年に一次・二次を合格しました。
これからは資格の効率的な活用を考えていきます。